■ｸﾘｯｶｰﾄﾚｰﾆﾝｸﾞってなあに?

鳥は、行動をした時に良いことがあるとその行動を繰り返すようになります。ｸﾘｯｶｰﾄﾚｰﾆﾝｸﾞは、この学習心理学の法則を応用したﾄﾚｰﾆﾝｸﾞで、最初においしいごほうびを食べさせながらｸﾘｯｶｰをｶﾁｯと鳴らすことで音とごほうびを結びつけます。これで、ｸﾘｯｶｰの音は嬉しいことを知らせるｻｲﾝになります。私たちは、ｶﾁｯという音で「そうだよ！」「じょうずだね！」をはっきりと鳥に伝えることができるのです。こうすることで鳥は良い行動をどんどん学習していきます。つまり、たくさんほめて良い行動を伸ばしてあげる鳥にとってとてもわかりやすいﾄﾚｰﾆﾝｸﾞなのです。

■少しずつ進む

ｸﾘｯｶｰﾄﾚｰﾆﾝｸﾞでは、今できないことも小さな段階に分けて(ｽﾓｰﾙｽﾃｯﾌﾟ)で進めることで新しい行動をほめて形作ることができます。鳥がもともと持っている能力を鳥がやりやすい方法で、そしてわかりやすい形で伸ばしていくこの方法をｼｪｲﾋﾟﾝｸﾞといいます。

→何を用意すればいいの？

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