>>新しくお迎えしたら<<


そっとしておいて
鳥をお迎えしたら、一週間は様子を見ながらそっとしておいてあげましょう。
鳥は新しい環境が怖くないところかどうか懸命に観察してなじもうとしています。

ケージに手を入れたり、つかもうとしたり、手に乗せようとすると恐怖でいっぱいになり、噛みついて手を避けようとするかもしれません。
これは、鳥が生きていくために必要な行動で、噛むのは「それやめて!」という鳥からのメッセージです。
私たちが、言葉の通じない外国に連れていかれて、知り合いでもない体の大きい人に急に体をつかまれたりしたら、怖いですよね。逃げたりしたくなりますよね。それと同じなのです。

だから、お家にきた子が、手を見れば噛みつく子だったとしても、凶暴な性格とは思わないでくださいね。環境の変化を敏感に感じ取っているのです。

手に乗らない手乗り?
「手乗り」と書いてあると手にすぐ乗ってくれるベタ慣れの子というイメージがありますが、ヒナのうちに親から離して差餌を与えて育てた鳥全体を指していることが多いようです。ペットショップで餌を与えるだけで人とのふれあいが少なかった子は、人とのつきあい方を教えてもらっていない場合がありますので、最初から慣れていると思わない方がよいでしょう。しかし、慣れていない子でも、これからじっくり信頼関係を築いていくことができます。

信頼関係を作る
ケージの中にいる時にやさしく声をかけながら、餌を手渡ししたり、外に出したときにおやつやシードをあなたの手からあげるようにしてみましょう。「ちょびっとコミュニケーション」からはじめていくのです。こうするうちに、だんだんとあなたのことが好きになっていきます。

叱らないで
そして、怒るのはやめてみましょう。新しいところに来て心細いのに叱ったりしたら可愛そうですし、鳥は叱られても何で叱られているのかがわからないのです。噛むのは「やめて!」のメッセージですから、やめて!と言われるようなことはできるだけしないように鳥への関わり方を変えてみます。

ケージから出すとき
しばらくして慣れたら、ケージから出してみましょう。ただ、ケージから出すのは簡単でも戻すのが大変で、飛び回る鳥を捕まえて戻して、嫌われてしまった、と言うことも多いのです。はじめて外に出すときには、できるだけ小さい部屋で鳥がとまれるような高いところには鳥がとまれないように細工をしておきます。また、外に出す2〜3時間前には餌や水をケージから取り外しておきます。

ケージに戻すとき
水を飲んだり餌を食べたくなった鳥が自発的にケージに帰ってくれるように、餌や水をはずしておきましたので、ケージにこれらのをセットして鳥が戻るのを待ちます。また、戻らないときには、餌箱を見せて誘導しても良いでしょう。最初のうちは、戻すのにも一苦労かもしれません。時間がたっぷり取れるときだけ外に出すようにしましょう。

時間をかけて
鳥があなたを信頼するようになるには時間がかかるかもしれません。鳥が納得できるような形で進めていけたらいいですね。鳥の大好きなものを介してコミュニケーションを取ることは仲良くする速度を速めます。ごほうびや餌を介して、仲良くなっていきましょう。

次は、頭や肩に乗って困るです。

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